こんにちは、しょうぞうです。
マルトデキストリンってなんだろう。
マルトデキストリンって筋トレに良いの？
今回は、マルトデキストリンが筋トレにとって効果的な理由と、いかにエネルギー補給の役割として優秀なのかを説明していきたいと思います。
マルトデキストリンとは？
マルトデキストリンとは、でんぷんを分解した多糖類の一種で、単糖類であるブドウ糖が多く結合したものとなっています。
吸収と代謝が一番効率がいいのは、ブドウ糖(グルコース)なのですが、ブドウ糖は甘味が強く一度に大量に摂取することができません。
一方、マルトデキストリンはブドウ糖の10分の一程度の甘さかつ吸収と代謝の効率が良いので、アスリートやトレーナーのエネルギー補給として優秀な存在なんです。
マルトデキストリンの効果
マルトデキストリンの効果には以下の4つがあります。
- 体全体のエネルギー源
- トレーニング中の筋組織の分解抑制
- 筋肉の合成促進
- 糖分補給による脳の活性化
体全体のエネルギー源
ダイエットなどでご飯を抜くと、元気がなくなりますよね？
炭水化物を抜くと、体全体がぼーっとしてしまいます。
マルトデキストリンは炭水化物の一種なので、マルトデキストリンを摂取することで体全体のエネルギーを補給することができます。
筋組織の分解抑制
マルトデキストリンはトレーニング中に筋肉が分解されるのを抑制する働きがあります。
筋肉が分解されることを、カタボリックと言います。
カタボリックは、トレーニング中にどうしても起こってしまうものです。
カタボリックでは、エネルギーが不足することでまず第一にブドウ糖が第二にアミノ酸(筋肉の素)が分解されてしまいます。
ブドウ糖がなくなると、次にエネルギーの代わりとなるのが筋肉を構成するアミノ酸になってしまいます。
せっかく筋トレをしたのに、エネルギーとして筋肉が消費されるのは嫌ですよね。
そこで、マルトデキストリンを摂取することで、アミノ酸の分解を防ぐのです。
筋肉の合成を促進
筋肉が合成されることをアナボリックと言います。
トレーニングの後に、ダメージを負った筋肉を再合成させるためにタンパク質を摂取するのは有名ですが(いわゆる黄金タイム)、タンパク質だけが、筋肉を育てるのに役立つわけではなく、炭水化物も必要になります。
筋肉の合成には炭水化物であるマルトデキストリンも必要なので、積極的に摂取していきましょう。
脳の活性化
糖分を補給すると、筋トレだけでなく脳にもエネルギーが行き渡ります。
集中力が増せば、日々のトレーニングにも良い影響を与えることができます。
よく言われるのは、減量中のトレーニングでは重量も挙げられなくなるだけでなく、トレーニング自体の集中力もなくなってしまうことがあります。
これは、糖質制限による弊害で集中力が下がっている証拠です。
集中力を上げるためにも糖質を摂取しましょう。
マルチデキストリンの飲むタイミング
トレーニングの前中後
マルトデキストリンの飲むタイミングは、トレーニングの前中後です。
やはり、一番エネルギーが失われるのはトレーニング中です。
多くの方は、自作のドリンクを作ってその中にマルトデキストリンを入れることが多いですね。
朝ごはんとしてもおすすめ
エネルギーが失われるタイミングで、トレーニングの前中後の次が、朝起きた時です。
人間の平均睡眠時間は、7から8時間ですが、その間に全く食事を取ることができません。
寝ている間は、一方的にエネルギー消費した状態なので、朝起きた時が一番エネルギー不足なんですね。
そこで、マルトデキストリンとプロテインを混ぜて朝食に取り入れれば、失われたエネルギーを補給できます。
水と粉を混ぜるだけなので、時間もかからず手軽に食べられるのでおすすめです。
こんな人におすすめ
お腹が弱い人
マルトデキストリンは吸収率が高く、代謝が良いにもかかわらず、浸透圧があまりかからないので、粉末状のサプリメントによくある下痢などの症状がおきないです。
なので、朝の1番腸が活性化してない状態でもグイグイ飲めたりします。
朝ごはんが苦手な人
マルトデキストリンは粉末なので、ドリンクとしてゴクゴク飲めます。
炭水化物の塊なので、少量でかなりのカロリーがあるので、朝ごはんがあまり食べられない人や筋トレの増量期にいっぱい食べなければならない人にとってはピッタリです。
是非試してみてください。
ただ、ダイエットとは真反対の位置にある食品なので、体重を減らしたい人はもっとお腹に溜まりやすくカロリーが低いものを食べましょう。
まとめ
マルトデキストリンはエネルギー補給として最適なサプリメントです。
トレーニングとしてだけでなく、日常の栄養補給としても活躍するので、普段時間がなくて栄養が取れない人は、ウィンダーインゼリーとかより、全然コスパがいいので是非試してみてください。
以上、お読みいただきありがとうございました。
他にもトレーニングに関してまとめていますのでご活用ください
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