2021年8月に読んだ本まとめ

こんにちはしょうぞうです。

今月も読んだ本の感想をアウトプットしていきたいと思います。

今月は、ホームズシリーズを読み終わったのでポアロシリーズを読んでいました。

ホームズシリーズも面白かったのですが、トリックの深さやラストのどんでん返し感がポアロのほうが強烈な印象でした。

今月は4冊読みました。

シャーロックホームズの事件簿

光文社ホームズシリーズの最後の１冊でした。
ラスト1冊を残してなかなか読む時間とタイミング取れなかったので最終的に読めてよかったです。

事件簿の中で印象的だった話は、三人のガリデブと白面の兵士です。

三人のガリデブに関しては、タイトルから三人の痩せている人と太っている人が話の展開で登場してくるものだと思ったらガリデブという珍しい名前に注目した話になっていて日本語と英語だと印象違うなぁと思いました。原題はThe Adventure of the Three Gablesですがガリデブって読むのは強引すぎる気もするのですがどうでしょうか？

もう一つの白面の兵士というのは、ハンセン病患者にスポットを当てた事件でした。
ハンセン病に関しては大学で授業を受けて勉強をしたことがあるので、話がスムーズに入ってきました。
やはりホームズの時代では、ハンセン病は感染力の高い危険な病気として扱われていました。
そして、ハンセン病患者に対する扱いや差別なども当時の状況が感じられて印象的でした。

事件自体はどちらも殺人事件というほどのものではないのですが、読んでいてい面白かったです。

スタイルズ荘の怪事件

ホームズシリーズを全て読み終わったので、ポアロシリーズを読破していこうと思い、アガサクリスティのデビュー作であるスタイルズ荘の怪事件を読んでみました。

エルキュール・ポアロシリーズは「カーテン」というのを最後に読んでおけばそれ以外は特に順番は拘らなくていいと書かれていたのでスタイルズ荘の怪事件以降は適当に読んでいこうと思います。

物語の展開が二転三転して、ラストが衝撃的な結末でした。
まさかあの人が犯人だったとは、、、

個人的な印象ですが、ホームズシリーズよりポアロのほうが現代的で面白いかもしれません。
ホームズは古文を読んでいるような感覚に陥るぐらい古いので、、、（もちろん面白いですけど！）

ABC殺人事件

ゴルフ場殺人事件

ゴルフ場殺人事件は、ゴルフ場である大富豪が何者かに殺害される事件でした。
物語の冒頭では、二人組の犯行ではないかと話が進められるのですが、中盤では被害者の妻、愛人、息子などの関係性が違い人物が犯人なのではないかという流れから、最後の最後にどんでん返しが待ってました。
ポアロシリーズは本当にどんでん返しが多いですね、見ていてまったく飽きがこないのが３冊読んでの印象です。

今回一番笑ったのは、ヘイスティングスが恋愛脳すぎるwww
頭の中がメロドラマで一杯ですーぐに昼ドラ化させて話をややこしくしている気がします。読者にとってはポアロの天才的な推理の潤滑剤的な役割をしているので必須だと思いますが・・・

恋愛要素が多かった今回の物語は人と人との絆を感じられる話で面白く、最後はやっぱりハッピーエンドで読んでいてほっこりしました。

まとめ

今月は、ついにホームズシリーズを全て読むことができました！

ホームズシリーズは短編物が多く、飽きずにシリーズ全部読めてよかったです。
何よりもホームズの例えネタとかホームズが関係しているトリックとかを別の映画や漫画などで理解することができるのが何よりも嬉しいです。

そしてホームズシリーズを読み終わったと言うことで、次にポアロシリーズを読んでいきました！
ポアロは短編物ではなく、一冊がっつり物語が描かれているので話の展開が二転三転して奥が深い！
正直今月３冊しか読んでないですが、もうすでにホームズより好きです☺️

来月以降もポアロシリーズをどんどん読んでいきたいと思います！
以上です。